Interview
数値解析の業務は挑戦の連続!
“わからない”を楽しむ心と、
仲間との協力で乗り越える!
設計チーム
P事業部 SEGr
2022年 新卒入社/3年目
2024年11月取材時点
物理好きが導いたキャリア選択
昔から物理が好きで、大学院時代は実験や研究を通じて物理現象を数値で解析することに興味を持っていました。今僕が担当しているTAKATSUの「数値解析業務」はそんな僕にぴったりの仕事でした。数値解析では、実際にプレス金型を製作する前に、コンピュータ上のシミュレーションで、プレス品がちゃんと成形できるかを解析します。これがかなり難しい。例えば、部品形状や材料の特性、プレス圧力などの僅かな違いが予想外の結果を生むこともあり、【 「何これ?」って思うことの連続 】なんです。でも僕はこの「わからない状態」を解き明かすことが研究のようで面白いと感じています。この仕事は【“わからない”を楽しめることが大事】だと思っています。
現場で学んだ先回りの考え方
入社後の最初の半年間は、現場研修で各部署をまわりなら実際の金型に触れて、構造や製作工程の流れについて理解を深めました。現場研修後は金型の品質保証を行う部署の不具合対策を行う業務についたのですが、ここでの経験がとても重要だったと感じています。不具合対策の仕事は【起きてしまった不具合に対処する】ことはもちろん、これから起こる可能性のある【不具合を事前に予測してあらかじめ対策を施す】ことも求められます。この事前に予測して対処する力が、シミュレーションを見て、どんな不具合が予想されるか、その対策はどうすればいいかを考えるときに活きています。
一人ではなくみんなで乗り越える
仕事をしていると日々が挑戦の連続だと感じます。特に社内で初めて扱う部品の金型を担当した際は、過去の事例が無いので、【一人で考えてても埒が明かない】。そんな時は開き直っていろんな人に意見を聞いて助けてもらってます。先輩やベテラン社員に相談して知恵を貸してもらったり、それでも解決しない場合には取引先の方や、同業他社の技術者も巻き込んで意見を求めたりすることもあります。結局いくら考えても【一人じゃ限界があって、抱え込んでも苦しいだけ】。でも、【みんなを巻き込んで協力したら早く解決できる】ことが多いんです。これからも周囲と協力し、解析技術を磨き、いずれは【この人に聞けば大丈夫】と思ってもらえるような【解析のエキスパートになりたい】と思っています。理想はシミュレーションの精度をもっと高めて、不具合対策を製作前にすべて完了させることです!